気ままに博物館巡り

訪れた博物館、趣味で見つけた史跡やレトロなもの、古書店で購入した古い文書などについての備忘録。

シルク博物館(@神奈川県横浜市)

■シルク博物館(神奈川県横浜市

  1. 絹をはじめとした繊維について学べる!
  2. 生態展示をとおして蚕(かいこ)を学ぶ!
  3. シルク(絹)は医療現場をはじめあらゆる場所で活躍!

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シルク博物館

昭和34年(1959)3月開館。一般財団法人シルクセンター国際貿易観光会館が運営する絹(生糸)に関する展示を行う博物館。入館料500円。開港当初に生糸貿易などを行った英国の総合商社ジャーディン・マセソン商会横浜支店の跡地に建つ。

 

さまざまな天然(植物・動物)・化学繊維、さまざまな種類の蚕のまゆ、生糸採取のための道具、生きた蚕(生育時期ごと)などの実物を通して、生活のなかで身近に使用している衣類などの大本の姿と加工の過程が学べる。ネクタイ1本に140個、着物一式9000個のまゆが必要で、実際に相当分のまゆが展示されているのには素直に「そんなに必要なんだ!」と驚いた。

 

絹を通して、植物、昆虫、歴史(日本史、世界史、服飾史)、美術などさまざまな分野の知見について学べる。コロナ禍でなければ、さまざまな体験学習もあるようで見応えのある館。

 

HP【シルク博物館の歴史 – 一般財団法人シルクセンター国際貿易観光会館 (silkcenter-kbkk.jp)