気ままに博物館巡り

訪れた博物館、趣味で見つけた史跡やレトロなもの、古書店で購入した古い文書などについての備忘録。

【読書記録】大澤夏美『ミュージアムグッズのチカラ』(国書刊行会、2021年)メモ

大澤夏美『ミュージアムグッズのチカラ』(国書刊行会、2021年)メモ

 【ミュージアムグッズのチカラ|国書刊行会 (kokusho.co.jp)

ミュージアムショップはただの売店ではないですし、ミュージアムグッズはただの雑貨ではありません。博物館での思い出を持ち帰るための大切なツールであり、博物館の社会教育施設としての使命を伝える手段でもあります。博物館が映画そのものなら、ミュージアムグッズやショップはそれを総括するエンドロールにあたるのだと考えています。(p4-5)

 

・確かに私たちの博物館も、収蔵品自体は地味だったり、知名度は高くないかもしれません。ただ、私たちはこれらの収蔵品を「面白い!」と思っています。お手に取った方々がミュージアムグッズを通じて、日常で盛岡の歴史や文化に触れるきっかけになればいいなと思いますね。(p14)

 

・歴史系の博物館はお堅い場所だというイメージを持たれやすいので、「こんな面白いグッズあるの。じゃ行ってみようかな」という橋渡しになるといいなと思ってます。」(p15)

 

・私は「テイクアウトできる展示」かなと思います。(p15)

 

・まずはとにかくオリジナルグッズ。博物館が独自に開発した商品は、「この博物館は何を伝えたいのかな?」という疑問を探るきっかけになります。(p40)

 

・学校の先生が教材として、歌川広重東海道五十三次」のグッズを購入されたことがありました。教科書や資料集に出てくる機会が多いそうです。実物を見せるのはなかなか難しいけれども、ポストカードやクリアファイルなどは皆に回すことができるんです。(p43)

 

・国立歴史民俗資料館の花押、印判子シール(p90)

 

九州国立博物館針聞書スタンプコレクション(p100)

 

◎(メモ)博物館の本来業務が誤解されないように、資料の収集・保存・管理、調査・研究、展示、教育普及、個々の資料の歴史的価値などを伝えるツールとしてうまく機能させることを意識しつつ、博物館のことを好きになってもらうキッカケに。この本を読んで、博物館で館独自のミュージアムグッズに注目するようになった。収集する楽しさも学んだ。