日光二荒山神社宝物館(@栃木県日光市)
■日光二荒山神社宝物館
昭和37年(1962)、開館。霊峰男体山信仰により奉納された宝物、山頂遺跡から発掘された考古資料などを公開。栃木県第一号の私立博物館(登録博物館)。
中禅寺湖近くの二荒山神社中宮祠境内に所在。観覧料(一般)は500円。館内写真撮影不可。
大太刀備前長船倫光(国宝・南北朝時代・全長1.24m)、大太刀称々切丸(重文・南北朝時代・全長3.4m・重量22.5kg)、男体山頂祭祀遺跡発掘品(重文)は一見の価値あり。大太刀って儀礼用なんだよね、きっと。
称々切丸
例大祭の弥生祭では、男体山麓より雄鹿3頭を捕り、その生皮に(称々切丸を)のせて大前にお供えする習わしになっている。名の由来は、日光山中のねねが沢に棲んでいた化け物「称々」を自然に鞘(さや)から抜け出して斬ったことから名づけられた。