自転車博物館(@大阪府)
- 自転車の歴史はわずか200年前から!
- 堺市の歴史と自転車の意外なつながり!
- おしゃれな空間で歴代の名車が観覧できる!
平成4年(1992)4月開館。自転車の部品メーカーである「SHIMANO(シマノ)」が作った公益財団法人によって運営される国内唯一の自転車博物館。
入館料は一般200円。
堺市は自転車産業発祥の地といわれているそう。その起源は、明治30年代に堺市でレンタサイクル業が開業したが、当時の自転車にはブレーキなどもついていないため転倒になどによる故障が多かったそう。
そうしたところ、鉄砲作りなどで鉄の加工技術に長けた堺では、その技術を活かして自動車部品の製造が盛んに行われたそう。展示室には、そうした初期の日本の自転車や皇室へ献上された歴代の名車が展示されている。
そのほか、1818年に特許が取得されたというドイツ産の最初期の自転車が展示されている。最初はただ地面を蹴って前に進むだけのものであったのが、その後クランクとペダルがつき、前輪を多くしてペダル1こぎで長く、速く走れるようになり、素材も木から鉄やゴムなどへ、チェーンで後輪を駆動などなど、自分たちの身近に利用する乗り物「自転車」の発展段階がよくわかる。
コロナ禍でなければ(?)、自転車の講習や展示されているような古い型の自転車にも試乗できるよう。自転車の歴史を学びつつ、堺市や会社の宣伝にもなるし、とても楽しい施設でした。