横浜都市発展記念館(@神奈川県横浜市)
■横浜都市発展記念館
- 開港以後の都市横浜の歴史が学べる!
- 拡大する横浜の姿を豊富な地図で学べる!
- HPの充実した地図・絵葉書データベース!
【横浜都市発展記念館 (city.yokohama.jp)】
平成15年(2003)3月15日開館。公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団が運営する博物館。常設展示入館料200円。
現在の横浜市の骨格が形成された昭和戦前期を中心に、「都市形成」、「市民のくらし」、「ヨコハマ文化」の3つの側面から、都市横浜のあゆみを展示する施設(HPより)。
常設展示
横浜の都市としての発展を考えるうえで転機となった、関東大震災の被害、そして震災復興、戦争、戦後復興と大きな歴史の流れに沿って拡大、深化する横浜の歴史を紹介する。特に、横浜の発展を考えるうえでイメージしにくかった、埋立前と埋立後の様子を豊富な地図で紹介してくれているのは勉強になった(ただ個人的に、ボタンを押して埋立地が表示されるデジタルツールはちょっとみにくくて理解はしにくい)。近代横浜のみならず、ミニコーナーとして江戸時代の吉田新田の時代から紹介してくれている。
企画展示
現在、企画展では「スポーツの祭典と横浜」を開催。
横浜におけるスポーツの歴史(主に平沼亮三(横浜市長など)、東龍太郎(東京都知事など)の史料を紹介)、前回東京オリンピック(関わった場所、人、バレー金メダルなど)、今回のオリンピックにあたっての準備(コロナ禍)、に関する展示。
面白い史料としては、東龍太郎さんの日記、前回東京オリンピックの金メダル。特に、東京帝国大学教授や東京都知事を務めたようなエリートである東龍太郎さんの日記が普通の大学ノートに記していたのが意外で感動した。存命の方から借用した写真や展示物がふんだんに展示してあり、見応えがあった。