横浜市歴史博物館(@神奈川県横浜市)
- 間近におかれた実物資料と充実のジオラマ展示!
- 多言語、子ども向け展示解説書、手話通訳など多様な配慮!
- 市民サークルと5年間読んだ日記の研究成果を中心に構成された企画展!
平成7年(1995)1月31日、開館。常設展入館料(一般)400円。公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団が指定管理者として運営。同財団の理事長は五味文彦氏(東大名誉教授・歴史学者)、横浜市歴史博物館長は同じく古代史の歴史学者で佐藤信氏とのこと。それは立派な博物館活動ができるわけだと納得。
開港資料館や都市発展記念館といい、横浜は凄い。学芸員も各時代や専攻ごとに配置されているようだし、同時代で複数配置も、、、。充実。
展示構成
Ⅰ幕末の大名
Ⅱ幕末期の武州金沢藩
Ⅲ「日記」が伝える4年間
Ⅳその後の米倉家と藩士たち
本展示では、武州金沢藩の幕末から廃藩置県までの意向を、「日記」をもとに領地の村々の資料も交えて紹介します。また、米倉家に伝来する徳川家ゆかりの書画など貴重な資料を初公開します。廃藩置県から150年となる今年、米倉家と武州金沢藩が、移り変わる時代をどのように歩んだのか、知られざる地域の歴史を知っていただく機会となれば幸いです。(チラシ裏面より)
関連講座
1.ミニ講座「日記」を読む(全2回)90分
※日記(慶応4年~明治4年)
企画展のもととなった「日記」に書かれたいくつかのトッピクについて、実際に本文を読み解きながら解説します。
2.武州金沢藩ゆかりの地 浦賀の史跡を歩く(全1回)180分
3.展示みどころ解説(全3回)40分程度
企画展の目玉資料や注目ポイントについて担当学芸員が解説します。
4.横濱金澤シティガイド協会との連携イベント(全1回)180分
「幕末・明治の米倉家の史跡を歩く」
観光事業や短期での成果要求に振りまわされる博物館の話を聞くことがあるけれど、こうした昨今の傾向とは一線を画す、ちゃんとした展示だった。博物館の展示はこうでないと…。やっぱり横浜って凄い。そんな印象でした。
【横浜市歴史博物館-都筑区センター北 (city.yokohama.jp)】